
大野 峻典
- 機械学習講座
- ディープラーニング講座
株式会社AlgoAge CTO
元東京大学松尾研究室のリサーチエンジニア。
FiNCのディープラーニングエンジニアとして画像処理・自然言語処理を用いた機能開発に従事。
その後、株式会社AlgoAgeを共同創業。アカデミアの知見に基づき、人工知能技術の社会実装を行う。
AIエンジニアを目指したきっかけ・やりがい
幼い頃からぼんやり、AI分野(当時のイメージだとロボット)に興味がありました。
ドラえもんのように、人間のように考えることができるロボットを作ることはできるのか、「そもそも人間のように考えるってどういうことなんだろう」とぼんやり考えていました。
大学にて留学時にArtificial Intelligenceという講座を取ったことをきっかけに、その興味が強まり、帰国後、深層学習の研究をしている研究室に所属し、本格的にこの分野に関わり始めました。
やりがいは、実用化するアプリケーションが作れたとき等たくさんあるのですが、理論的な理解を深めて「そもそも人間のように考えるってどういうことなんだろう」という問いに対して、より解像度が高い思考ができるようになったときに一番強くやりがいを感じます。
案件参画時の一日の流れ
9:00 スタンドアップミーティング
毎朝、前日までのタスクの達成状況、ブロックしているタスク、その日の達成目標をすばやく共有します。
9:15 研究リサーチ
プロジェクトに関連する研究に関するリサーチを行います。
12:00 休憩
13:00 実験用のモデルの作成・学習
プロジェクトにおける実験用のモデルを作成します。
16:00 レポート作成
クライアントとのミーティングに向けたレポートの作成を行います。
18:00 学習したモデルの評価
学習が終わったモデルがあれば、そのモデルの学習状況の評価をします。
19:00 社内輪読会
社内で、論文の輪読会を行います。
初学者の方に教える際に工夫しているポイント
複雑な理論的な話や抽象的な話をするときに、具体例を織り交ぜるように気をつけています。
初学の際は各理論が実践でどう活きるのかのイメージがつきにくいところがあります。
そこで生徒さんの理解度を確認しながら、イメージしやすい具体例を混ぜ説明を簡易化していき、皆さんが腹落ちするまで説明するようにしています。
それが、教科書やオンライン講義と異なるface to faceの講義の良さだとも思っています。